「どの街も狂おしく、そして美しい」
城都守備員 リブースト
長い宇宙任務と異星での苦難を経て、地球のサイバトロンシテイ仮所属となったリブーストは、新たなカーモードと守るべき街に恵まれて、今まさに我が世の春を調歌している。明るい社交性と多彩な趣味一人を乗せてのドライブや景観のマルチスペクトラム撮影、サイ=ファイバーの手編みなどを通じて交友関係を楽き、アダムスを始め多くのサイバトロンとも早々に打ち解けた。ただ、地球の機械を生き物と見なすテイルゲイトとは衝突しがちである。
彼が生まれ持った特殊能力くブースト・キー>には、有機・無機を問わず生体機能を再活性化する働きがあり、自分や他者の気力・生命力を一時的に増強して、土気を高めたり仮死状態からの蘇生を行なう事ができるが、リブースト自身が医学知識を欠く事と、効果にランダム性がある点から、その運用は限定的である。
リブーストがホンダシティRと出会うまでの経緯は、まさに数奇な道のりである。彼はかつて、サイバトロン外星支援部隊に所属する監視衛星型のロボットだった。宇宙活動の長い彼にとって、同盟惑星エンガリ守備隊参加は念願の地上任務であり、貴族の都の城塞防衛は天職に思えた。しばらくして、彼は現地の貴族院から思いもよらぬ申し出を受ける。それは同盟強化の儀式として、ある名家の跡継ぎと婚礼を挙げよというものだった。8種の性別を持つエンガリ人の婚姻システムは複雑怪奇だったが、メライという相手方の1人と意気投合した彼は、この形式的な結婚に同意した。だがやはり、貴族らの狙いは最初から彼の持つ特異能力にあり、それを巡って対立諸侯間の大抗争が巻き起こった。襲撃された彼は意識を失い、別の惑星の研究施設へ移される。目覚めた時、彼の身体は分解され、取り出された生命中枢の状態で<コンポーネントX>と呼ばれ、検査解析を受けていた。隠密裏に施設のネットワークへ侵入した彼は情報を集め、そこがエンガリの裏切り勢力と結託した<マールブア>社の一部門である事、メライや伴侶達は無事で他の貴族と結ばれた事を知る。一つの開係は終わったが、彼にはまた新たな出会いが訪れた。敵のスパイ情報にあった地球の車ーー赤のホンダ・シティRの仕様データである。ひと目見て自分の地上ビークルモードはこれしかないと感じた彼は、地球への脱出作戦を決行した。ホロマター・アバターを操り敵を攪乱しつつ、自身をモトコンポ型の自走デバイスに改造し、施設のグラウンドブリッジから太陽系のワープゲートへ転移、冥王星からの貨物船に張り付いて、ようやく地球へ辿り着いた。折しも目的のエリアはデストロンの襲撃下で、人間の街が危険に晒されていた。彼は下調べしてあった展示場へ急行し、ついに巡り会えたシティRと合体した!ナノベクター注入と生命コアの移植により超口ボット生命体となったシティRは、サイバトロン戦士にトランスフォームし瞬く間にデストロン軍を撃退した。こうして、彼らシティRとリブーストは華麗なる再生を遂げ、新たな街の守護者となったのである。
取扱説明書より。
長い!それこそマスターピース!しかもエグゾーストが勤めるマールブア社も!
誰も読まないよなあ。
ビークルモードはホンダのシティR!
80年代初頭に登場したホンダシティ。居住性を新しく解釈し直したトールボーイスタイルは、当時の常識からは外れたものであったが、そのユニークさは購買層であった若年層に熱狂的に受け入れられた。「マンハッタンルーフ」と名付けられたハイルーフモデルや、ホンダS800以来のオープンカーである「シティカブリオレ」、ホットモデルである「シティターボ」など幅広いバリエーションを生んだ。またドリンクなどを冷やせるクールポケットを備え、同時発売のコンパクトバイク「モトコンポ」をラゲッジスペースへ収納できた。パッケージングにおいて現代の軽自動車やコンパクトカーはいまだ本車の影響下にあると言えるだろう。
パッケージより。
リブースト ビークルモード
正規ライセンスを取得しているため、かなり再現度が高い。
もちろん、各部が開閉!
ボンネット内のエンジンまで丁寧に再現されています。
武器は後ろのラゲッジ部分に収納できます。
あまりは無し!
ここから、付属品の紹介。
コンポーネットX
索敵ドローン<コンポーネントX>は、元々彼の生命中枢・パーソナルコンポーネントを自走式に改造したもので、ホロマター・アバターとの併用により高度な偵察・工作活動が可能な他、再びリブーストの生命コアを回収し避難先とする事もできる。
取扱説明書より。
モトコンポではない!コンポーネットXだ!
コンポーネットX!サイバトロンX!メガトロンX!
こちらも、小さい割にかなりクオリティーが高いです。
これが時代の進化か・・・
そしてもう1つの付属品、ホロマター・アバター!
主に偵察や工作活動に使われます。
顔アップは勘弁してくれ。小さい上にクリアなんだ。撮影がめちゃ難しい。
各部が可動。
恐らくバンブルVer.2付属のスパイクのリカラー。
モトコンポに搭乗させることができます。
これはすごい!
リブースト本体にも乗せられます。
このホロマター・アバターはかなり重宝するなあ。
SCF版スパイクのクリアバージョンと比較。
クリアスパイクの逆襲・・・・・
我が家のTF人間フィギュア集合!
意外と多くて驚きました。
MPダージVer.2にはジョン・バーガー氏を!
リデコのスキッズと比較。
両方とも一般販売なのはすごい。
クロスカットと比較。
本当はダイアクロン版の赤いシティRがいいけど流石に持っていないので。
当時から再現度高い。
休日感。
リブースト、トランスフォーム!
簡単過ぎず、難し過ぎず、なおかつ面白い変形。
リブースト ロボットモード
かなりヒロイックでかっこいい!
顔アップ。
スキッズとは異なるデザイン。
このマスク顔も好き。
武器は、画面左より、中型ながら長射程で150km上空の標的を貫く超集束レーザードット弾を連射可能なレーザーガン。画面中央、人や建物を避けながら敵を追尾する破壊的ソリッドライトを投射し、また双刃のエナジーブレードにもなるダブルレーザーガントレット。画面左、弾体は半径300mの大気成分を変質させ、エネルギー兵器を減衰させる濃霧を作り出すことができるロケットポッド。
かなり分厚い設定。
剣になるダブルレーザーガントレット、スキッズのダブル電子ブラスターと形状は全く同じですが、ここまで性能がちがうのか。
可動は相変わらず優秀!
とてもよく動きます。
やっぱり、足が後ろに動かないのがちょっと難点かな。
それでもかっこいいポーズは充分きまるけど。
武器を変えて。
1985年当時の玩具からそうなんだけど、武器が3つもあると持て余しちゃう。
コンポーネットX、ホロマター・アバターと一緒に。
こんなに付属品があって定価約1万円はお得!
リブーストは少し前のマスターピースと並べるといい感じ。
本当は玩具オリジナルのダイアクロンカラーの人たちと並べたかったけど、ほとんど持っていないので。
似ていると言われるコンボイ司令官と。
こうやってみると全然似てない。
カード。
イラストの背景が街になっているのがいいですね。
パッケージ。
ホンダシティ生誕40周年を記念して誕生したコラボキャラクター、リブースト!
その名に恥じない素晴らしい玩具でした!
みんなもクロスカットを買おう!(予約終了)
それでは!
リデコのスキッズ↓